人材育成・教育体制

人材育成コンセプト

クラス定義(社内の職務内容や役割などを定義づけた等級のこと)とコンピテンシー(能力)を明確に定義し、それぞれの段階に必要な教育プログラムを配置し、最も効率的に真のビジネス価値を生み出せるテクノロジーコンサルタントを育成します。
それぞれが目指す方向性、目標の設定、研修による体系的な知識・スキルの獲得とそれらの実践での活用、定期的な振り返り、フィードバックを行い、好循環のサイクルを回していくことが基本になっています。

  • 本人への動機づけ

    各自のクラスとキャリアプランに沿って、目指すべき方向性の確認と成長目標を上司と共に設定し、実践および教育・研修プログラムの必要性の確認、モチベーションを形成します。

  • 研修プログラム

    クラス、コンピテンシー定義をふまえ、実践で学んでいきます。会社方針にもとづく必須研修、自己学習を促す任意研修があります。

  • 実践(OJT)

    方法論をもとにした案件プランニング、レビュー、フィードバックなど、実践を通じて育成します。

  • 評価・フィードバック

    パフォーマンス(実績)評価に加え、キャリアプランをもとに、個々人ができていること、改善点のフィードバックを行います。

研修プログラム

土台となる価値観や考え方の基礎研修を必須プログラムとして充実させることで、知識・スキル習得と実戦力向上を狙いとしています。

研修体系

現状の研修体系の全体像です。仕事をしていく上での考え方(企業理念・行動原理等)と方法論の概要を研修で身につけ、実践レベルのスキルは、OJTを中心に業務の中で体得していきます。
テクノロジーは、変化・進化のスピードが早いため、このプログラムも日々、ブラッシュアップを重ね、常に最新のテクノロジーに触れ、学びの機会を得られるよう工夫しています。

1入社時研修&フォローアップ
入社後は、土台となる基礎知識やDLCバリューと呼ばれる価値観、行動規範、行動原理を身に着けていただきます。半年後にフォローアップ研修を受け、今後のキャリアパスについて話し合い、本人が目指しやすい育成プランを立てます。
エンジニア向けにはプログラミングと基本的なデータ操作の研修を別途実施しています。
2クラス別昇格研修&フォローアップ
職責に応じた基本的な考え方を中心に研修を実施しています。昇格半年後のフォローアップでは、昇格時研修と同じ研修コンテンツを使い、会得状況を確認し、具体例やケースの共有を行っています。
3勉強会
その時々の時流に合わせたコンテンツを準備し、不定期に開催しています。
主に各事業部の責任者クラスが勉強会コンテンツを準備し、概念だけでなく、実際のビジネスの現場で役に立つ内容で開催されています。
これまで開催された勉強会は、開発方法論、手順、技術、ツール、CX、AI等。実務に必要な、営業や会計、心理学などの勉強会も実施しています。
4e-learning
ビジネス系と技術系の2つがあります。
プログラミング、データベース、ネットワーク、システム基礎技術、メソドロジ、開発方法論、AI、プロジェクトマネジメント、ビジネスインダストリ知識、ヒューマンスキル、IT資格 など。

社員の声

実際に研修を受けている社員たちは、どのように感じているのでしょう。
社員の声を集めてみました。

文系・第二新卒2019年入社

私は美容系の専門学校を出ていて情報系の大学に行っていなかったので、他の人に比べてプログラミングに関する基礎的な知識が乏しいと感じることが多いため、まずは基礎的な技術を勉強し習得することを目指しています。
後は、デリバリーコンサルティングに入社してからはDBに携わる機会が多くあり、また自分にとってSQLを書くことはとても楽しかったため、DBに関しての知識を深め資格を取得したいと思います。

文系・中途入社2019年入社

私がデリバリーコンサルティングに入社を決めた理由は、面接時にキャリアプランを伝えた際、面接官の方がデリバリーコンサルティングにおけるキャリアをご説明してくださったこと。実際、教育研修プログラムにおいても、個人個人のキャリアビジョンをもとにした計画が立てられます。自分のキャリアビジョンに即した研修が受けられるため、頑張りやすいと感じます。

事業部長2005年入社

企業を成長させる目的は、様々あると思いますが、私は当社の成長によって「ITエンジニアの価値向上」を実現したいと思っています。当社のテクノロジーコンサルティングは、ITプロジェクトの中で、最も難しいポイントを担っていることが多いと自負しています。仮に未経験で入社してきても、しっかりと成長できる研修プログラムを準備し、若いエンジニアの成長を伴走していきたいと思っています。