Data visualization

大手小売企業では、店舗を含む会社全体で人事情報と労務情報を管理・分析し、効率的な人員配置等の人事施策を実施するため、旧来のHR管理システムの刷新が必要であった。

当社は、組織・人事情報等を管理するHRDBシステムと、そのデータを活用し分析を行うBIシステムの開発・実装を一括で担うことで、全体最適を実現できる計画、体制を構築、プロジェクトの進行を円滑かつ効率的に行った。内製化支援も行い、約半年間で社内の担当者が運用可能な、組織・人事情報の管理機能＋BI分析機能を搭載した、社員情報を一元管理できるHRシステム構築を実現した。

ITコンサルティング企業では、営業活動の管理及び売上予測をエクセルで管理していたことによって、各メンバーの非効率的業務を生み、実効につながる営業情報管理もできないという根本的な問題も抱えていた。

商談～売上見込～エンジニア稼働～請求管理までの業務を一元管理するために、Salesforce Sales Cloudを導入。予実分析ができるデータ分析基盤（CRM Analytics）を構築する他、メンバー自身でデータ分析を行い、必要なレポートを作成を可能にする内製化支援を行った。さらに独自の売上管理パッケージを活用することで、短期間・低価格で営業情報管理体制の構築を行い、データ運用や経営者向けのレポート作成の作業工数の削減を実現した。

人材派遣企業では、毎月の損益分析レポートが属人化しており作成に多くの時間を要することが課題であった。

調査の結果、属人化の状況が非常に複雑であることが判明。あるべき姿から現状の課題を整理し、AS-IS業務フローを作成。自動化できる箇所を選定し、TO-BE業務フローを作り精緻に検討した。結果、Tableau、Glue、Redshifを活用し、各業務フローの自動化に成功。損益分析レポート作成のシステム化および作成時間の短縮化を実現した。

化粧品メーカーでは、Tableauレポートのパフォーマンスが遅くエラーが発生するという課題があった。当社の持つTableauのパフォーマンス向上に関するノウハウ、Tableauレポートにおけるパフォーマンスのボトルネックの究明を調査。ユーザーの求めるものを提供するケイパビリティをもって、課題への対応方法について複数改善案を提示。最適な改善案の選出が可能となった。その後、改善案の導入までコンサルティングしTableauのパフォーマンスの改善を実現した。

大手小売グループ企業では、大量のトランザクションデータを処理し、ダッシュボードでインサイトを可視化できるデータ分析システムの構築が求められていた。

当社は、ボトルネックとなる分析・解決策の提示。PoC（概念実証）を実施し、データベース構築だけでなく、Tableauならびに、スクラッチのカスタムアプリケーション開発を含め、全体の最適化を考慮したパフォーマンスチューニングを行った。その結果、データ分析基盤、BI基盤の構築、そしてTableau Server/Desktopを活用したダッシュボードの開発を実現した。また、開発標準ルールの整備を行い、システム全体で統一した品質・パフォーマンスを実現するダッシュボード開発が可能となった。

大手飲料水メーカーでは、クラウド型のBIシステムをユーザー部門で導入し全社展開していく上で、ガバナンス定義や担当者の教育が課題となっていた。

当社の実績あるTableau Serverの導入経験によるベストプラクティスやノウハウをもとに、既存の社内ルールを加味した上で、ガバナンスを定義した。また、サーバー有資格を持つコンサルタントが、Tableauだけではなく、他システムの構築経験をベースにして、部門の変更管理・リリース管理 をガバナンスモデルに統合した。

また、ガバナンス設計をユーザー部門各担当者に説明するための社内ワークショップなどを実施し、複数部門向けの導入を可能にするコンサルティングを行った。

大手保険会社では、営業部門に対する各種レポートの作成に時間・コストを要すること、また各種レポートの情報の利活用が課題となっていた。当社はBIツールTableauを活用したサーバー環境を構築することで、レポートの共有や、クイックなアクセス、そして他システムとの連携を可能とした。データの処理加工やレポートの作成処理をノーコードで実装し、顧客自身で開発・修正できる仕様を実現した。さらにTableauの使用法、成果物のクオリティに対するトレーニングなどの内製化支援を行った。これにより、各種レポートに対する要件変化に柔軟に対応しながら「見やすい・有益な」情報を得られるレポートの作成が可能となり、ビジネスインサイト活用の道を開いた。

大手製造・流通企業では、社内ユーザー向けに、BIツールTableauのFAQサイトの作成・更新、トレーニングプログラム構築を構想していた。しかし社内にプロフェッショナルが不在で、コンテンツの作成から教育、周知などができないことが課題となっていた。

当社は、Tableauのパートナー企業として最新機能・動向をキャッチアップしており、豊富な導入コンサルティングの経験・知見から、要件や注意事項を再整理し、顧客にとって最適なスキームを構想。FAQサイトの構築から、Tableauによるビジュアライズのレビュー・改善などの教育支援、Tableau Serverの運用支援などのコンサルティングを実施し、課題を解決した。

大手メディア企業では、CS向上のためにオペレーターの対応品質向上が必須だが、各オペレーターごとに客観的な評価ができないことが課題となっていた。

当社は、自然言語AIのWordsmithや、BIツールTableauなどを活用した先駆的なソリューションを提案。アウトプットとなるBIレポートは、何を評価しどのような対策を行うべきかの意思決定ができる内容となっているかがキーポイントとなる。当社のBIレポート構築メソトロジーは、客観的に各オペレーターの達成レベルを把握し、評価が可能なものとなっており、このシステム基盤構築・導入によって継続的なオペレーターの対応品質向上が可能となった。

大手半導体メーカーでは、新製品の導入に伴った新たな測定値を使用した不良品分析をするための社内リソース不足が課題であった。

当社では、プロジェクト開始時に不良品分析の目的と必要なアウトプットを明確にし、業務分担を最適化、高品質かつスピードある推進を行い、Tableau、Tableau Prep 、SQL Serverなどのテクノロジーを駆使し、半導体量産体制稼働までに、Tableauを活用した分析レポート制作体制を構築した。

大手メディア企業では、全社的な業務改善の一環として「データの見える化」施策が進められていた。その中で、部門ごとに異なるデータ管理システムを使用し、担当者が属人的にデータ管理をしている状態が課題となっていた。

当社は業務改善施策の推進パートナーとして、顧客の要件に対応するBIツールTableauを活用したダッシュボードを開発する他、部門横断的にデータを活用し業務改善につなげるための内製化支援や技術移管を行った。各部門の主要指標を集約したダッシュボードの開発により、部門横断的な「データの見える化」が実現し、レポートなどの作成工数が削減。より迅速な経営判断が可能となった。

大手オフィス家具企業では、オフィスに導入された家具から得られるビーコンデータの利活用方法を模索していた。

当社は、データをビジュアライズするTableauによるビーコンデータを用いたダッシュボードの作成を支援した。Tableauで作成したモックベースでのトライアル、フィードバック、改善のサイクルを短いスパンで繰り返し、スピード感をもってダッシュボードを完成させた。これにより、オフィスの活用状況の把握から改善点の発見を可能にし、オフィス環境改善を推進させるデータ利活用環境を構築した。

大手教育企業では、顧客DBから売上改善につなげるための、KPI要素の整理と、KPIに対する行動成果を可視化するデータビジュアライゼーションが求められていた。

当社は、豊富な導入実績を持つTableauを活用し、データビジュアライゼーションの基盤構築を行い、全社的なKPI管理を可能にした。これによって、地域・拠点単位の会員数推移から営業強化が必要な地域を明確化したり、新規入会・解約数の推移からフォローアップ施策を検討するなど、顧客データの利活用によって売上に直結する具体的なアクションが構想可能な環境を構築した。

大手IT企業では、データとＡＩを活用した新規ソリューションを構築し、売上向上につなげる施策を検討していた。ファーストプロダクトのリリースに向け、当社は、AI以外の領域においてアーキテクチャ検討から構築まで一貫して担当。約１年にわたり、多様なステークホルダーとスクラムを組み、密にコミュニケーションをとりながら、新規サービスのイメージを共有し、実装化に向けた技術検証を繰り返し行い、効率的かつ的確にサービスプロダクトの開発を進行した。この開発を通じて、CDP／AI／SNSを連携させることが可能となり、広告効率の最大化、見える化につながった。

大手製薬企業では、社内のデータ分析基盤としてTableauの導入を検討していたが、Tableauの知見を保有するメンバー、ユーザーがおらず、社内内製化にむけたトレーニングが課題であった。

Tableau社の独自トレーニングコンテンツに精通した当社コンサルタントが、顧客企業の社内データを活用し、社内での活用イメージを理解した上で、実践的にカスタマイズしたトレーニングコンテンツを開発・提供。これにより、社内のデータ分析基盤の活用促進、内製化を実現した。

大手総合電機メーカーでは、IR情報の公開時においてセグメントやカテゴリーなど情報の収集作業に多大な時間を費やすこと、単純な積上ベースでの報告書しか作成出来ないこと、情報収集したデータをさまざまな基準で按分、分析が出来ないことが課題であった。

当社はBIツールであるTableauを活用することで、データ収集作業の効率化と要件に応じて柔軟にデータを抽出し分析が出来る仕組みづくりを実現した。